学び屋塾長
そう簡単ではない
ご訪問頂きまして
誠にありがとうございます。
桜がまだまだきれいです。
コロナ感染防止で
学校が休校になって以来、
著名人から
教育への提言が
なされています。
オンライン授業の導入
です。
一概に
良いとも言えないし
悪いとも言えません。
それは
年少者への
教育の難しさが
あるからです。
まず、
メリットとしては
コスト削減が可能なこと。
オンライン授業を
導入すれば
基本
教師は不要になり、
行政の大幅なコスト削減が
可能となります。
勿論、
失業者が大量に発生する
という問題は
新たに出てきますが。
また、
全国一律で
同様に進められるので
保たれてきます。
しかし、
私は現実的ではない
と思います。
まず、
東進やリクルートのように
サテライト放送
や
アプリでの授業
を受講して
成績が上がる子は
・目的が明確である。
・自分から学ぶ習慣がある。
の2点を
最低限持っている子
です。
これは
本当に
極々一部の子。
百人いて3人いれば
良い方です。
特に地方では。
逆を言えば、
ほとんどの子が
学校へ何をしに行っているのか
ただ通っているだけ、
ただそこに居るだけ
なのです。
こういう子に
オンライン授業のような
人とつながらない授業
(無線授業と言います)
は、
増々
学力を下げることになる
ということなのです。
できない子ほど
できるようになるまでに
手厚い
有線授業が必要
なのです。
これが
教育の難しいところ。
私も
学校の必要・不必要は
0(ゼロ)から考え直すべき
と
常々言っていますが、
有線指導を必要とする子が
今の日本には
余りにも多すぎます。
企業のテレワークも
同じなのです。
テレワークに切り替える
良い機会だ
なんて
簡単に言ってますが、
今の日本の
ほとんどの仕事は
テレワークが出来ない仕事
なのです。
勿論、
無駄以外の何もでもない
しょ―もない会議は
テレワークに…
いや
それ自体なくせばいいけど。
日本人のほとんどが
ITの仕事なら
それも可能でしょうけど、
生活を支える仕事は
すべて
人の手によって
人とつながることで
出来ています。
改善は必要。
でも、
人のつながりが必要なものは
メディアが安易に言うほど
少ないわけではないのです。
できることを
自分の力でやる。
それ自体を
教え導く人が
どれほど
必要とされているか。
この長い
休校のつけは
必ず
子どもたちに
子どもたちの未来に
やってきます。
そうならないために
今、自分ができること、
子どもたちに
何をどうすべきか
確実に
伝えていきたいと
思います。
最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございます。