学び屋塾長
一所懸命・一瞬懸命
誠にありがとうございます。
晴れている
と思っていたら
雨になって。
寒いし…
一所懸命
という言葉は
武士が
自分の領地(一所)を
守るために
命を懸ける(懸命)
ということから
できたそうです。
武士ですから
まさに
命懸け
です。
今では
一生懸命
という言葉に
なってしまっています。
私は
意地でも
この言葉
使いませんけど。
だって
一生(生きている間)
命を懸ける
って
疲れません?
一所懸命と
同じとは言いませんが、
現代人が
生きていくうえで
大事にすべきなのは
一瞬懸命
とでも言いますか、
瞬間瞬間を
大事に生きる
ということ。
何度も言ってきていますが
目の前のことに
その瞬間
精一杯
本気で
取り組むことができない
というのは
不幸
しか生まない。
勉強であれ
部活であれ
仕事であれ
遊びであれ
その瞬間
やるべきことを
本気でやる
ということが
どれだけ大事で
それが
実は
幸福への一番の近道
ということを
経験しないで
過ごしている人が
多い。
球技で言う
一球入魂
が
いかに大事か。
何もかも
与えられてばかりで
名前さえ書ければ
高校も大学も
入学・卒業できる時代。
スマホひとつで
無限に
遊んでいられる時代。
自分で何もやらなくても
親がなんでも
与えてくれる時代。
当然、
楽な道を選び、
不幸へ向かっていく子が
増えている。
それでいいなら
かまわない。
その人が
何を選ぼうが
その人の自由。
でも、
やがて
苦しくて
辛くて
どうしようもなくなる
という場面に
出くわす。
そういう時
全力で取り組んだ経験のない人は
そのまま
苦しいまま
生きていくしかない。
特に
大人になってから
そうなった場合は
よほどの努力を
しない限り
どうにもならないし、
そういう人は
努力をしたことがないから
努力できないし、
そもそも
しようともしない。
そうならないために
勉強でなくても
運動でも
芸術活動でも
遊びでも
かまわないから
誰もが認めるくらいの努力、
友人などの甘い評価ではなく
万人が認める努力を
子どもの時から
しておいた方がいい。
そのためには
今、やるべきことを
精一杯
一所懸命にやる
という
単純なことを
忘れないで欲しい。
切に願います。
最後までお読み頂き
誠にありがとうございます。