学び屋塾長
徳を積み、心を磨く
更新日:2022年5月24日
誠にありがとうございます。
儒教の祖
孔子が言うには
究極のバランス=中庸
というものが
大事だそうです。
例えば
自信を持つのは
大事なことだけれど
行き過ぎれば
鼻につく
ようになる。
出る杭は打たれる
ことになる。
何事も
行き過ぎるのはよくない。
とは言うものの
孔子も
吉田松陰も
中庸の難しさを
分かっており、
中庸という
究極のバランスを
とることが
困難なのは
百も承知で
では
どうすべきか?
と
弟子たちに聞かれると
「振り切れ」
という。
どちらかに
振り切るほど
極めてしまえば
そこから
中庸=究極のバランス
にたどり着ける
という。
これも難しい(笑)。
私としては
結局のところ
徳を積む
ということなのかと。
例えば
先ほどの
自信を持つ
ということですが
どんなに自信があっても
謙虚に振る舞い
相手を思いやり
辞を低くして
人に接していれば
打たれる杭になることはない。
まあ
昨今の「いじめ」という名の
犯罪行為は
出ていない杭すら
地面の中に埋まって
完全に見えなくなるまで
打ち続けますけど。
最近
マスメディアで
もてはやされるのは
出まくっていて
徳がない杭。
それが
もてはやされること自体
大問題。
古き時代の
学問を修めつつ
身を修めつつ
徳を積む
そういう
本当の意味での
学び
というものが
今の時代には
必要なのではないか
と思います。
最後までお読み頂き
誠にありがとうございます。