学び屋塾長
日本の教育への私見⑨
ご訪問頂きまして
誠にありがとうございます。
今日は朝から
バタバタで
いろいろ疲れました。
あ、まだまだ
やることあって
しんどいです(笑)。
さて3つ目です。
学校・学歴が
余りにも重視され過ぎ
選択の自由が無い
というもの。
学び屋が
というより
私が
およそ塾らしくない発言を
初対面でも
平気でしますから
けっこう
驚かれますし、
中には
腹を立てる人も
いるでしょう。
入塾前の面談で
「別に高校はいかなくてもいいんだよ」
って。
子どもたち
だけではなく
保護者の方も
高校進学は当たり前で
最近は
大学進学も当たり前
になっています。
これが問題。
義務教育ではないし、
本来
その学力が無い者が
進学できるはずがない
にもかかわらず、
進学できてしまうし、
卒業もできるし、
それが当たり前
になっている。
私は中卒で働くことにも
全く反対しません。
それが
その人の選択で
その人が責任を持つ
なら。
むしろ応援します。
私の教え子で
親の反対を押し切り
自分の夢のため
大学進学ではなく
専門学校へ進み
そして
夢を叶え
プロのミュージシャンに
なった子もいます。
すごく
うれしかったし、
誇らしいです。
自分の人生に
自分自身で責任を持ち
人生の目的に向かって
努力する。
それが出来れば
立派な人間でしょう?
でも、
今は
何事も
親が決め
親にやってもらい
進学先は
偏差値が決め、
酷いところだと
可能性がほぼなくても
「合格者の数」欲しさに
受験させて
あとは野となれ山となれ
です。
それもこれも
選択の余地が
社会全体にない
からです。
学歴社会は
決して日本だけではなく
中国・韓国はもちろん
インドも最近は
日本よりはるかに厳しいですし、
欧米は
学力だけでなく
人脈や
ボランティア活動歴も
重要になっています。
それが進路の手段に
なっていることは
大いに問題だと
思うのですが
日本以上に
各国
勉強・受験は厳しいのです。
一方、
日本は
名前さえ書ければ
高校も
大学も
選ばなければ
進学・卒業
できます。
まさしく
統計上「だけ」の
高学歴率
なのです。
ま、
役人からすれば
他国より
大学進学率
という「数値」だけ
高ければ
良いのでしょうけど…
結局、
中身はどうであれ
進学せざるを得なくなる。
持っていないことが
マイナスになる
から。
でも、
本当にそうなのでしょうか?
確かに
学歴が中卒・高卒で
社会的優位に
立っている人は
少ないでしょう。
でも
時代が変わってきています。
それでも
優秀な人
増えてきていますし、
むしろ
高学歴で使えない
「人罪」
も増えています。
そろそろ
もう一度
学歴とは何ぞや?
を考えるべきとき
なのだと思います。
最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございます。