学び屋塾長
認めること②
ご訪問頂きまして
誠にありがとうございます。
続きです。
認める時の注意事項。
まず1つ目。
心から認めること。
この業界でも多いのですが、
「すごい」「さすが」など
誉め言葉を多用すること。
嘘を見抜けない子には
有効かもしれませんが、
私の経験上、
気持ちの入っていない言葉を
子どもは見抜きます。
頭で理解するというより
本能的に
「この人自分のこと分かってくれない」
と、感じるようです。
幸い、私は滅多に褒めないので、
たまに
「お、すげえ」とか
「うおおおおお」とか
生徒の解答やテスト結果に
感心して
思わず
言ってしまうと、
生徒はうれしいようです。
気持ちを込めて
認めることが大事です。
2つ目。
子どもにとって
影響力の強い人がする
ということ。
無条件では
親・兄弟姉妹。
条件付きでは
尊敬できる人
もしくは
ある次元以上の
社会的地位がある人。
親の影響力の強さを
最も感じるのが
この認めるという行為。
生徒とどんなに
信頼関係があっても、
私が認めるのと
親御さんが認めるのでは
効果の大きさが
比べ物になりません。
親御さんは
真正面から
子どもと向き合って、
たとえ
反抗期でも
真正面から
しっかりと
認めてあげること。
3つ目。
子どもを喜ばせる
のではなくて、
自分自身が
喜ぶこと。
?
具体的には
あなたが居てくれて
「私は」うれしい。
これだけ頑張ってくれて
「私は」うれしい。
素晴らしい結果を出してくれて
「私は」「あなたを」
誇りに思う。
など。
子どもの存在自体が
自分にとって
うれしい
誇り
幸せ
などなど、
プラスの感情を
「私が」感じていることを
相手に伝える。
これは効果が大きいです。
認知欲求だけではない、
他者貢献欲求も満たす、
ある意味
最強の育成手段
です。
是非やって欲しい。
しかし、
この3点が揃っても
ある程度の
結果を出さないと
認めるという行為は
できません。
それが難しいのです。
結果が出るまで
忍耐が必要だから。
そこをどう対応するのか?
それは
まだ
意見が分かれるところです。
それでも、
この認める
という行為は
是非やってください。
大切なお子さんが
成長する姿は
どの親御さんにとっても
かけがえのないもの
だと思いますので。
最後までお読み頂きまして
誠にありがとうございます。