学び屋塾長
読書はした方が良い
ご訪問頂きまして
誠にありがとうございます。
良い天気です。
明日から
一気に
気温が下がります。
最近
ずっと
寝る前の読書
だいたい30分くらいは
欠かさずに
しています。
まあ、
脳の緊張をとき
リラックスさせ
睡眠の質を高めるため
なのですが。
相変わらず
読んでいるのは
宮城谷昌光さんの
時代小説
ですけど。
この前
宮城谷さんのエッセイを
読んでいた時に、
宮城谷さんが師事した
立原正秋さんからの
指導について
興味深いことが
書いてありました。
余計なことは書かない
必然性のない漢字は使わない
たしか
こんなことでした。
ものすごく
納得しました。
確かに
宮城谷さんは
漢字にこだわりを持って
それこそ
中国古代を小説にしているので
漢字の本来の意味を
調べ上げて
使っていますから
見たことのない漢字
とかあったり、
日本語に当てはまらない場合は
ひらがなで書いていたり。
それから
余計なことを書かない
というのは
私が読んでいる
数少ない作家
司馬遼太郎さん
池波正太郎さん
も
余計なことは
書いていない
と思います。
おもしろいのは
作家さんの
初期の作品が
けっこう
字で埋め尽くされている
ということ。
さらに、
上達というのか
熟練になる
というのか
次第に
余計な言葉がそぎ落とされ
しかし
よりはっきりと
映像が浮かぶようになる
ということ。
言葉が少なくなると
いや
必然なものだけになると
より
物語が
ありありと
映像として
目の前に広がっていく。
不思議なものです。
さて、
受験では
作文
というものがあります。
下手な子ほど
1文を長く書く
という癖があります。
上手く書こうとして
わけが分からない
日本語になる。
こういう子は
たぶん、
上手い文章に
つまり
最低限の言葉で
最大限に伝える
という文の集まりに
触れていない。
読書は
語彙を養う
心を育む
だけではなく
伝え方まで
教えてくれるもの
だと
つくづく
思いました。
読書しませんか?
最後までお読み頂き
誠にありがとうございます。